Nottaの文字起こし精度は?実際に4パターンで検証【2026年版】

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AI文字起こしツール「Notta」が気になっていても、

「実際の文字起こし精度はどのくらい?」
「仕事の会議でも使える?」
「専門用語や雑音があると間違える?」

と気になっている方も多いのではないでしょうか。

Notta公式サイトでは、高品質な音源など一定の条件下で98.86%以上の文字起こし精度を案内しています。

ただし、これはどのような会議や録音環境でも98.86%以上になるという意味ではありません。

そこで今回は、Nottaの文字起こしが仕事でどの程度使えそうかを確かめるため、実際にNottaを使って、

  • 静かな環境で一般的な文章を読み上げる
  • KPIやCRMなどのビジネス用語を含める
  • 日本語ボーカル入りのBGMを流した状態で読み上げる
  • 原稿を用意せず自然に話す

という4パターンで文字起こしを試しました。

今回の短時間テストでは、内容を振り返るうえで大きく困らない結果が得られました。

一方で、「日本語」が「韓国語」になる誤変換も確認しています。

この記事では、実際の文字起こし画面とともに検証結果を紹介します。

※本記事の検証結果は、2026年9月5日に筆者が実際にNottaを使用した際の結果です。約30秒〜1分程度の短い音声を使用しており、長時間の会議や複数人での会話では結果が異なる可能性があります。


Nottaの文字起こし精度を実際に検証

今回は、条件を変えながら4回文字起こしを行いました。

今回の検証条件

項目検証条件
検証日2026年9月5日
使用サービスNotta
使用プランFree
文字起こし言語日本語
使用端末MacBook Air
マイクMacBook Air標準搭載マイク
話者筆者1名
音声時間約30秒〜1分
単語登録未使用
出力後の修正修正せずに結果を確認
TEST Cの雑音Mrs. GREEN APPLE「ダンスホール」をBGMとして流した状態

TEST A〜Cはあらかじめ用意した原稿を読み上げ、TEST Dのみ原稿を用意せず自然に話しました。

また、TEST Bでは「顧客」が韓国語の「고객」に変換されましたが、文字起こし言語は日本語に設定しています。

4パターンの結果一覧

TEST条件今回の結果
TEST A静かな環境・一般的な文章明確な誤認識は確認できず
TEST Bビジネス用語を含む文章「顧客」が韓国語に変換された1か所を確認
TEST C日本語ボーカル入りBGMあり・一般的な文章明確な誤認識は確認できず
TEST D原稿なし・自然な会話内容を読み返して理解できる結果

TEST A〜Cについて、句読点や空白を除いた原文文字数と、明確に確認できた誤認識を整理すると以下のとおりです。

TEST原文文字数※明確に確認できた誤認識
TEST A208文字0か所
TEST B228文字1か所
TEST C208文字0か所

※句読点・空白を除いて筆者が簡易的に集計した文字数です。「Web→ウェブ」のように意味を変えない表記揺れは、明確な誤認識としてカウントしていません。

この数値は本記事独自の確認方法によるものです。

Notta公式が案内する認識精度と同じ評価方法であることは確認できないため、公式の98.86%という数値とは直接比較していません。


TEST A|静かな環境では目立った誤認識はなかった

まずは、静かな室内で一般的なビジネス文章を読み上げました。

読み上げた文章の一部がこちらです。

本日の会議では、来月から始まる新しいプロジェクトについて確認します。まず、現在の進捗状況と今後のスケジュールを共有してください。

Nottaの文字起こし結果はこちらです。

文章全体を確認したところ、内容の意味が変わるような明確な誤認識は確認できませんでした。

「進捗状況」「スケジュール」「情報共有」「決定事項」といった言葉も認識されています。

句読点・空白を除いた原文は208文字で、明確な誤変換は0か所でした。

今回のように静かな場所で1人が文章を読み上げる条件では、内容を振り返りやすい文字起こし結果が得られました。


TEST B|今回試したKPI・CRM・ChatGPTなどは正しく認識できた

続いて、英語やビジネス用語を含んだ文章で試しました。

今回使用した主な言葉は、

  • KPI
  • CRM
  • LTV
  • チャーンレート
  • Google Search Console
  • コンバージョン率
  • Notta
  • ChatGPT

です。

結果はこちらです。

今回のテストでは、これらの用語は正しく認識されました。

たとえば、

Google Search Consoleを使って検索パフォーマンスを分析し、コンバージョン率の改善につなげます。

という部分も文字起こしされています。

なお、「Webサイト」は「ウェブサイト」と出力されていますが、意味は変わらないため、本記事では誤認識として扱っていません。

なぜか「顧客」だけ韓国語になった

一方で、明確な誤変換も1か所ありました。

原文:

顧客満足度を高めることが目標です。

文字起こし:

고객満足度を高めることが目標です。

「고객」は韓国語で「顧客」を意味しますが、今回の文字起こし言語は日本語です。

意味は近いものの、日本語の文字起こしとしては明らかな誤変換です。

句読点・空白を除いた原文228文字のうち、明確な誤変換として確認できたのはこの1か所でした。


TEST C|日本語のBGMを流した状態でも明確な誤認識は確認できなかった

次はTEST Aと同じ文章を、日本語ボーカル入りのBGMが流れている状態で読み上げました。

実際の仕事中に周囲で音楽が流れている場面を想定し、Mrs. GREEN APPLE「ダンスホール」を流しながら、MacBook Airの標準搭載マイクで録音しています。

結果はこちらです。

原文と文字起こし結果を照合したところ、今回のTEST Cでは、内容の意味が変わるような明確な誤認識は確認できませんでした。

句読点・空白を除いた原文は208文字です。

日本語の歌詞が含まれるBGMを流していたものの、今回の約39秒のテストでは、読み上げた内容を確認できる状態で文字起こしされています。

ただし、今回試したのはこの条件で1回のみです。

BGMの音量や楽曲、マイクとの距離、発話の仕方などによって結果が変わる可能性があるため、「日本語BGMがあっても正確に文字起こしできる」と一般化はできません。


TEST D|原稿なしで自然に話しても文字起こしできる?

ここまでの3つは、あらかじめ用意した文章を読み上げています。

最後は原稿を用意せず、「シゴトスリムを今後どんなサイトにしていきたいか」について約40秒間、その場で自然に話しました。

結果はこちらです。

実際の発話には、

「やはり」
「〜であったりとか」
「なので」
「そういった」

といった自然な会話表現も含まれています。

今回の出力では、それらも文章として残り、あとから読み返して発言内容を理解できる結果になりました。

また、サイト名の「Shigoto Slim」も英字で認識されました。

正式表記は「SHIGOTO SLIM」のため大文字・小文字は一致していませんが、名称自体は判別できています。

なお、このテストには正解となる原稿が存在しないため、TEST A〜Cのような文字単位の比較は行っていません。


検証して分かったNottaの文字起こし精度

今回の4パターンでは、TEST AとTEST Cで明確な誤認識は確認できず、TEST Bでは「顧客 → 고객」の誤変換が1か所ありました。

また、TEST Dでは原稿なしの自然な発話も、あとから内容を把握できる形で文字起こしされています。

今回試したKPI・CRM・LTV・Google Search Console・Notta・ChatGPTなども正しく認識されました。

そのため、本記事で試した範囲では、会議内容の振り返りや議事録の下書きには活用しやすい一方、正式な文書では最終確認が必要と感じました。

Nottaを実際に使った全体的な感想については、以下の記事でも詳しく紹介しています。

Nottaとは?無料版でできること・料金・使い方を実際に試して解説【2026年版】


Notta公式が案内する文字起こし精度

Notta公式サイトでは、高品質な音源など一定の条件下で、98.86%以上の文字起こし精度を案内しています。

一方、Notta公式ヘルプでは、認識精度は会議内容・話者・録音環境などによって変わるため一概にはいえないとしたうえで、目安として、

フォーマルな会議:90%以上
軽いミーティング・打ち合わせ:50〜80%程度

という別の数値も案内されています。

このように、Notta公式の情報でも、想定している音声や利用場面、前提条件によって示されている数値が異なります。

そのため本記事では、「Nottaの文字起こし精度は常に98.86%以上」とは捉えていません。

実際の利用環境によって結果が変わるものとして検証しています。

なお、Nottaは2026年8月20日に文字起こしシステムの一部を刷新し、応答速度、表示形式、話者識別精度についてアップデートしています。

今回の検証は、そのアップデート後となる2026年9月5日に実施しました。

ただし、Notta公式によると、文字起こしエンジン自体には変更がなく、認識精度はこれまで通りとされています。

そのため、今回の文字起こし結果を8月20日のアップデートによる精度向上と捉えることはできません。


Nottaの文字起こし精度を上げる5つの方法

Nottaを使っていて誤認識が気になる場合は、録音方法を見直してみましょう。

Notta公式ヘルプでは、音声データの質や録音環境によって文字起こし精度が変わると案内されています。

1.周囲の雑音を減らす

できるだけ静かな場所で録音します。

今回のTEST CではBGMありでも明確な誤認識は確認できませんでしたが、特定条件で1回試した結果にすぎません。

実際の利用では、可能な範囲で周囲の雑音を減らした方がよいでしょう。

2.マイクに向かって話す

話者の音声を明瞭に録音できる状態にします。

マイクとの距離や向きも意識するとよいでしょう。

3.できるだけ明瞭に話す

声が小さかったり発音が不明瞭だったりすると、音声を認識しにくくなる可能性があります。

できる範囲ではっきり話すことを意識します。

4.複数人の声が重ならないようにする

複数人が同時に話すと、音声認識が難しくなる場合があります。

会議ではできるだけ発言が大きく重ならないようにするとよいでしょう。

5.専門用語や固有名詞を単語登録する

Nottaには、名前や専門用語、会社名などの「読み」と「表記」を登録する機能があります。

Notta公式ヘルプによると、日本語用の単語登録数は以下のとおりです。

プラン日本語用の登録可能数
Free3個
Premium200個
Business1,000個
Enterpriseカスタマイズ

Web版では日本語用と英語用の単語登録がそれぞれ独立しており、英語用は登録上限も異なります。

今回はKPI・CRM・LTV・Google Search Console・Notta・ChatGPTなどがそのまま認識されたため、単語登録による再検証は行いませんでした。

会社名・商品名・人名などで同じ誤認識が繰り返される場合は、単語登録を試すとよいでしょう。


Nottaの文字起こしはどんな人に向いている?

今回の検証結果から考えると、Nottaは、

  • 会議後に内容を振り返りたい人
  • 議事録の下書きを効率化したい人
  • インタビューや打ち合わせを文字で残したい人
  • ビジネス用語を含む会話を文字起こししたい人

にとって、選択肢のひとつになりそうです。

一方、一文字のミスも許されない文字起こしや、人による確認なしでそのまま正式文書として使う用途には注意が必要です。

今回も「顧客 → 고객」という誤変換が確認できました。

そのため、

Nottaで文字起こし → 内容を確認 → 必要に応じて修正

という流れで使うのが現実的でしょう。

Nottaの料金について詳しく知りたい方はこちら。

Nottaの料金はいくら?無料版と有料プランの違いを比較【2026年版】

実際の利用者の口コミや評判も確認したい方はこちら。

Nottaの評判・口コミは?実際に使ってメリット・デメリットを検証【2026年版】

文字起こし精度は利用環境によっても変わるため、自分の仕事で使えるか気になる方は、実際の音声で試してから判断するのがおすすめです。

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まとめ|Nottaの文字起こし精度を検証した結果、実用的だが最終確認は必要

今回はNottaの文字起こしを4パターンで検証しました。

静かな環境や日本語BGMありの条件では明確な誤認識は確認できず、今回試したビジネス用語も多くは正しく認識されました。

一方で、「顧客 → 고객」のような誤変換も確認しています。

本記事の検証範囲では、議事録の下書きや会議内容の振り返りには活用しやすいものの、重要な文書では人による最終確認を行うのが安心です。

今回の検証は約30秒〜1分の音声を各条件1回ずつ試したものなので、長時間の会議や複数人での会話では結果が異なる可能性があります。

Nottaを検討している方は、自分が実際に使う環境に近い条件で一度試してみるとよいでしょう。

Nottaを実際に使った感想や無料版の詳しい内容はこちらで紹介しています。

Nottaとは?無料版でできること・料金・使い方を実際に試して解説【2026年版】

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